それでいいのかApple
いや、正直これ日本の落ち目のメーカーが作ったCMって言っても分からんでしょ。
(商品を買うことによって)悪い状態から脱却したい、より良い状態になりたい
人間が何かを買う時の一番原初的な欲求はその二つだとどっかでみました。参考書にした本は多分売りましたので、正確な文言は分かりませんが概ねそんな内容だったと思います。
Apple製品を買うことでより素晴らしいスタイリッシュな未来や生活があなたを待っています
と言う訴求こそ、Appleに求められる広告戦略だと思います。
立ち返ってさっきのCMを見てみましょう。
これは明らかに悪い状態から脱却したいと言う欲求を全面に押し出しています。
あーたの会社に求められるのはそれじゃないでしょ、と思う訳です。
悪い状態から脱却したいならWindows
何故なら、中古のWindowsノートなら2~3万円のものでも、ネットでメールと動画を見て、Officeで書類を作るにはお釣りが来ます。
Adobe製品をゴリゴリ使い倒したいと言うと人は流石にパワー不足でしょうが、それでも10万出してデスクトップ買えば要求は十分満たされます。
Apple製品と言うのは、そう言う生活や仕事に必需品の道具ではなくそれを持つことが自分の生活がおしゃれになるステータス品であるべきたと思います。
でも打ち出しているCMは買うことでネガティブな状態から脱出できますよと言うもの。ようは必需品の道具として売り出している訳です。
そりゃ外してるよ、あんた。
むしろそちらの方では最近MicroSoftのSurfaceの方が上手いこと打ち出していると思います。
ジョブズがなくなってそろそろ6年が経過しそうですが、Appleの芯はもうブレにぶれまくってるようです。大丈夫か、あの会社。